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【スマブラDX】Mew2kingによるキャラランク徹底解説【Sランクキャラ】

今回はMew2king提唱によるキャラランクを紹介いたします。Sランクキャラに絞るかたちで、ランキングとともに解説付きとなっておりますので是非お楽しみください。まずは本題に入る前に、全体のランクを確認しましょう。

2014年5月、Mew2kingが提唱したスマブラdxキャラランク (左ほど強)

S+ ファルコ、フォックス、プリン
S- シーク、マルス
A+ ピーチ、アイスクライマー、ファルコン
A- Dr.マリオピカチュウルイージ
B+ サムス、マリオ、ガノンドロフ
B- ドンキー、ヨッシーこどもリンク、リンク
C+ ピチューミュウツー、ロイ、ゲームウォッチ
C- クッパ、ネス、ゼルダカービィ

以上のようになっております。それでは解説に移っていきます。(「」内はM2K本人のコメントですが、それ以外(動画の講評など)は読者の皆様の理解を促すために管理人が独自に補足したものですので、参考程度にご覧ください。)

【Mew2king によるSランクキャラ総評】

<5位> マルス
マルスは早期撃墜能力を備えているなど全体的に強力ではあるが、相手高%における貧弱な撃墜能力およびガードからの選択肢が乏しいために終点以外であれば他のSランク・4キャラに劣る。また復帰力も安定しているとは言えないため5位に置いた次第である。しかし仮に終点限定ルールであればマルスが最強キャラになるだろう。」

 


M2Kが「ガードからの選択肢が乏しい」と主張する根拠には、ガーキャン空中攻撃の発生Fが遅いことが挙げられるのではないだろうか。ガード表に着地した相手には発生7Fのガーキャン掴みで十分に対応可能とはいえ、ガード裏に潜り込まれた場合の有効打はせいぜい前後判定を有する「ガーキャン空中下攻撃」くらいである。参考動画6:49~ではガード裏に潜り込んだMangoファルコに対してM2Kマルスがガーキャン空中下攻撃を仕掛けるものの、発生Fが遅いためジャスガされて撃墜連携に持ち込まれるという場面が見て取れる。

<4位> シーク
「私は一時期シークが最強キャラであると考えていたが、復帰力・間合いを詰める能力に問題を抱えているということが判明した。プリンに比肩し得るほどの復帰阻止力を備えてはいるが、残念ながら3位であるプリンの総合的性能には及ばないだろう。」

 


「間合いを詰める能力に問題を抱えている」という見解は、シークの特性「空中横移動能力の欠如」によって裏付けられていると思われる。鉈(空中前攻撃)の先端をガードさせてから有利状況に持ち込んでいくのがシーク側の基本戦術であるが、※前方慣性付きの鉈の攻撃判定はカバーする間合いが狭い故に、それを実行するには極めて近距離まで間合いを詰めなければならない。その理由はまさに空中横移動能力が欠如しているからであって、特定のキャラを相手とする場合には鉈を当てるまでの過程でダメージ%を稼がれて(≒ガン逃げされて)しまうケースが多い。参考動画5:26~5:47ではLeffenフォックスのガン逃げブラスターに対してM2Kシークが対応に苦慮するシーンが伺える。この場面においてはフォックス側の遠距離ブラスターによって%を蓄積され、鉈を当てるための近距離間合いを徹底的に拒否された結果、最終的には復帰阻止行動で被撃墜に至ってしまっている。

※逆にファルコンのSJ空中N攻撃やプリンのSJ空中前攻撃などは前方慣性が付加されると、その攻撃判定がカバーする間合いは非常に広くなる。

<3位> プリン
「プリンは遊撃以外の全キャラより高ランクである。理由は相手の撃墜を試みようとすれば、ローリスクの選択肢で済むからだ。もしそれによってプリン側がストックでいったん有利に立てば、その後"眠る"を当てるための「待ち」に徹することができる。またその状況下で"崖離し空中前攻撃"による崖待ちを仕掛けていけば、さらに有利を広げていくことが可能ではないか。ただしこの戦法が通用するのは、崖掴み制限に関するルールが改定されない限りである。加えてY軸領域が広い"旧プププランド"においてプリンは難攻不落であり、現行のステージ選択規則の下ではそこで確実に一勝をものにできることから尚更強力なキャラであろう。ちなみにプリンは遊撃と異なり操作精度に依存しないキャラであるため、GCコントローラーの新規生産が終了した今、プリンの更なる地位向上が予想される。総括であるがプリンはローリスク・ハイリターンの立ち回りを遂行できるキャラであり、相対重量が軽いため相手のコンボからも容易に脱出することが可能である。よってプリンは非常に過小評価されているキャラであるというのが私の見解だ。」

 


プリンは基本的に「空中後攻撃」の強判定を押し付けることで主導権を握っていくキャラである。全キャラ屈指の空中横移動能力を駆使すれば各種空中攻撃の"ヒット&アウェイ"が可能であり、ローリスクの差し合いも展開できるだろう。それらをガードさせた後の「ねむる」を絡めた読み合いも魅力的で、"5段ジャンプ"と"X軸の吹っ飛び耐性"も相まって防御性能に秀でている。また受身ミスへの弱攻撃→※叩き起こし→ねむるはプリンの強力な火力パターンであり、参考動画2:14~でもその撃墜能力の高さが見て取れる。

※叩き起こし=スマブラDXではダウン・倒れ状態の相手に弱い攻撃を当てると強制的に「その場起き上がり」になる原理があることから、これは起き攻めで度々活用される。(スマブラDX・対戦攻略指南より一部引用)

<2位> フォックス
「自明ではあるが、ファルコと性能上で類似しながらもフォックスは長年にわたって"理論上最強キャラ"として君臨してきた。しかしながら私はフォックスではなくファルコが最強キャラの座に相応しいと考えている。フォックスの対ピーチにおける容易な撃墜手段・利便性の高い大ジャンプ、また対プリンにおける空中制圧能力などの有利要素を勘案してもなお、私はファルコが最強キャラであると信奉している。」

 


フォックスの大ジャンプはその絶妙な高度設定と機敏な急降下速度ゆえに「様子見性能」と「牽制力」に優れている。参考動画12:52~ではM2KフォックスがLeffen側の空中上攻撃の誤発を大ジャンプ中に確認して、着地からのダッシュ掴みで咎めている。仮にこの場面でLeffenフォックスがSJ空中N攻撃による飛び込みの選択肢を取ってきたとしても、M2K側は大ジャンプで回避していることになるため、そこから急降下空中攻撃で反撃することが可能である。かつての日本国内でも牽制垂直ジャンプと空中後攻撃を織り交ぜた"まさしスタイル"が猛威を振るったことから、歴史的に見てもその汎用性は極めて高い。

<1位> ファルコ
「2005年から現在に至るまでの長い歴史においてファルコが"最強キャラ"であったと私は考える。その理由は以下の6つである。」

(Ⅰ) 実績
「私自身がこのキャラに悩まされてきただけでなく、多種多彩なファルコ使いが大会優勝を総なめにしてきた。大規模大会で多数の優勝を誇ってきた歴史上の有名なファルコ使いはPC Chris、Mango、PPMD である。彼らをはじめとしたファルコ使いによって数多くの大会制覇が為されてきたが、ファルコがこのような素晴らしい実績を収めてきた要因は以下の通りだ。つまり最上位勢へ対抗するために要求される操作難易度がフォックスよりも低いために、ファルコが長期的に上位を独占してきたということなのである。」

 

PC ChrisはMango台頭期以前に活躍したプレイヤーであり、彼が操る"鳥"はアメリカで「Basic Falco」として大いに称賛された。今日ではファルコの立ち回りの"礎"を築き上げた人物として高い評価を獲得するに至っている。

(Ⅱ) 連携火力
「ファルコの連携は"ベクトル変更"及び"ずらし"で脱出することが容易でない一方、フォックスはそうではない。例えばフォックスの空中下攻撃に対しては"ずらし"、また空中N攻撃には"ベクトル下変更"を行うことによって"単発火力"で済ませることが出来る。さらにこの両者の選択肢に"左右受身"を織り交ぜれば、50%の確率でコンボから逃れることが可能だ。そうした中でファルコの空中下攻撃(ドリル)はメテオ返しが不可能な技であり、同時に台ステージにおいて大火力コンボの始動技にもなる。いったんドリルを喰らってしまえば、多くのシチュエーションで"即死コンボ"にも繋がりかねず、幸運な場合でも"手堅い反確"が待っているだろう。」

 

台ステージにおける大火力コンボの参考動画(Mangoファルコの"1:37~および3:03~から)

(Ⅲ) 復帰成功率
「フォックスの横Bまたは上Bによる2択復帰は、こちらがジャンプしてからでも視覚的な反応が可能である。それは横Bの移動速度がファルコよりも数フレームほど遅いからだ。よって対フォックスの復帰阻止においては多様な状況下でも横Bおよび上Bへの両対応ができる。一方でファルコの横Bはその俊敏な移動速度のみならず、同時にメテオ判定も伴う。故に復帰阻止側の失敗した場合における"リスク"は破滅的なものであるため、相手側に復帰阻止を躊躇わせるのである。したがってファルコの横Bまたは上Bの2択に対してジャンプしてから両対応することは極めて困難だ。つまり対ファルコの復帰阻止は一点読みを余儀なくされるのである。そうしたことから復帰阻止難易度に関して言えばフォックスよりもファルコの方が高いだろう。」

 

動画6:44~から、対ファルコにおける復帰阻止リスクが顕わになった典型例である。(M2K側は高空点における上B発動を潰そうとして失敗したのだろうか?)

(Ⅳ) 起き攻めに対する牽制力
「フォックスよりもファルコに対しての方が起き攻め時のリスクが高い。その理由は主に2つある。まず1つ目は左右受身の移動量がフォックスよりも大きいからだ。ここで仮に自キャラをシークとして、相手のファルコに下投げループ(起き攻めの一種)を実行すると想定しよう。するとファルコ側は離れるようにして左右受身を行い、そこから「その場回避」or「弱A」or「ダッシュ逃げ」などの選択肢を仕掛けてくると思われる。故にシーク側の下投げループの成功率は、"左右受身の移動量が相対的に少ないフォックス"に比べて必然的に低下するだろう。更にこの条件にリバサリフ (リバサ=格ゲー用語。ダウン時に生じる硬直が終わった瞬間に最速で技を出すこと。ここでは"受身からの最速リフ"を意味する。)という選択肢が加わるのである。これが2つ目の理由だ。説明すると常にリバサリフを行う必要は無いのだが、もしリフがヒットすればそこから容易に連携を展開できる。そのため時折これを選択肢に織り交ぜると、全体として強力な"択仕掛け"になるのだ。相手側にリフ絶空を行えばジャンプからのドリルコンボにも繋げられる。起き攻めにおいては、こちらの反応時間を遅くしてもフォックス側の選択肢への全対応は十分可能だ。しかしそれと同様の反応時間で臨むならば、ファルコ側の選択肢への全対応は間違いなく不可能である。」

 

参考動画1:41~から。M2K側の下投げループに対して、PP側が「※その場受身からのリバサリフ」で不利状況からの切り返しに成功している。

スマブラDXでは"その場受身"の全体フレームが"左右受身"より短く設定されているため、前者が起き上がりからの反撃に利用されるケースが少なくない。特に発生1Fのリフレクターを擁する"ファルコ&フォックス"ではそれが顕著である。

(Ⅴ) 高性能なブラスター
「恐らくこれがファルコを"最強キャラ"たらしめる最大の要因である。シーリフが持続的に成功できなければ、釘付けにされて苦戦することだろう。(50%以上の確率でシーリフを成功させる人間はこの世界に存在しないと思われる。仮にシーリフができたとしてもファルコ側が「待ち」の態勢に入っていれば、半分である"1%"のダメージが相手に返還されるにすぎない。)更にファルコ側が引きブラスターを行えば、スティックの引き入力により"相手側のシーリフによって反射してきたブラスター"を非意図的に外側へずらすことにもなる。実はこれが相手側の"立ち状態からのシーリフ掴み"を空振りさせる効果になるのだ。そのためファルコに対して間合いを詰めるための最善の手段は、ダッシュからのシーリフ掴みになるだろう。またクイブラにより場を整えることもできるが、連携の一つである"マンゴーブラスター"(空中の相手にブラスターをヒット→横スマッシュor横強) も非常に強力である。加えてダウンしている相手との間合いが離れている場合でも、クイブラによる強制叩き起こしで安定的な火力を確保することが可能だ。そうした火力を取れない場面においても、ファルコ側を安全な状況に落ち着かせるためにクイブラによって相手を誘導することもできる (相手に心理的負担をかけたり、自身を「引き」へ導くなど)ただし人間の反応速度(12~15F)によってファルコ側の行動への対処が可能なほど間合いが詰まっているケースにおいては、攻撃が空振って相手に反確をもらってしまう危険性があるだろう。」

 

参考動画2:01~から。空中の相手にブラスター→横強は、やられ硬直の点から言うと理論上"確定コンボ"である。一方で横スマの場合は発生Fが横強より遅いため確定にならない。しかし現実的にはプレイヤーが生身の人間であるため、相手はブラスター被ヒットに反応できず横スマへの対処に遅れるケースが多々ある。空中でブラスターをヒットされた側の対処法としては"空中横緊急回避"や"発生Fの速い空中攻撃技で暴れ"などであるが不利Fを背負っているため、ブラスター射出側にとっては「ローリスク・ハイリターン」の選択肢と言える。

(Ⅵ) 強力なリフ掴み
「如何なるキャラのガーキャン掴みも、ファルコ/フォックスのリフ掴みによって発生差で一方的に負けてしまう。相手が速やかなガーキャンリフor空中N攻撃の選択肢を有していなければ、外側に緊急回避せざるを得ないか、若しくは掴みを避けられない状況に陥ってしまうだろう。その場緊急回避という手段もあるが、それは完璧なタイミングで入力しなければならない。また仮にその場緊急回避をしたとしても、その後隙の大きさ故にファルコ/フォックス側はそれに対する反確を伺ってくるはずだ。どちらのリフ掴みも優秀ではあるが、私としてはファルコの方が高性能であると感じる。まずその一つ目の理由は火力面である。フォックスの場合はリフをヒットさせても、"4~5%のダメージ"と"その後の立ち状態"以外に得られるものは何も無い。ファルコの場合は前半のリフがヒットすれば、後半の掴みが空振っても大型コンボに持ち込んでいくことができる。ほとんどの状況下において初動のリフは相手にベクトル変更されないため、ファルコ側は大ジャンプから空中上攻撃(or他の空中攻撃)やそれ以外の連携に繋げることが可能だ。たとえ初動のリフがベクトル変更されたとしても、"マンゴーブラスター"で火力を取っていくことができる。そして二つ目の理由はフレーム面である。ファルコのリフはフォックスのものよりもガード硬直において"1F"長い。一方でフォックスは"リフ→空中攻撃への移行が"1F"速いものとなっている。しかしリフ掴みの性能を決定する要素は、リフからの空中攻撃移行Fではなくガード硬直Fなのであるのはお分かりであろう。(リフ掴みはジャンプモーションを介さないため)よってファルコのリフ掴みはフォックスのものよりも"1F"優れているということなのである。加えてフォックスのリフ掴みの場合は、リフがヒットしてしまうとその後の"リフレクターコンボ"に繋がらなくなってしまう。上投げからの空中上攻撃によって相手を撃墜できるシチュエーションであれば有効かもしれないが、そうした状況は極めて限定的だろう。」

 

参考動画3:31~から。PP側が空中N攻撃による差込みを図ったものの"めくり"とならなかったため、その後のM2K側のガーキャン掴みを想定して「リフ掴み」を選択したと思われる。ちなみに日本国内でもかつての最強理論派プレイヤー"みかえる"氏が「リフ掴みループ」という戦法を提唱していたことからも、その戦術的価値の普遍性が伺える。

「この6つの理由からファルコはフォックスよりも高性能であると考えている。上記で列挙した過去9年間の大会実績や理論、また操作関連をもとにファルコが最強キャラであると私は支持した。ファルコ:マルス/シーク=6:4 フォックス:マルス/シーク=5.5:4.5であるというのが個人的な意見である。」